RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

IAMAS Graduate Interviews

2021年度

現代社会を生き抜く、IAMAS卒業生たちの多種多様でユニークな活動

IAMASでは、国籍や年齢、分野(アートやデザイン系、理工学系、社会科学系、人文科学系等)が異なる学生が集まり、その違いを超え、互いの考え方に共感したり、議論したりする中で、それぞれの研究を深め合っている。開学から20年以上が経ち、そうした本学の卒業生数は1000名余り。現在は、さまざまな場所で、実に多種多様な活動や働き方を展開している。
本企画では、そのユニークな活動内容と共に、生き方が多様化していく一方、生き抜いていく技法を求められる現代社会の中で、卒業生たちが本学で学んだ時間をどのように感じているのかについてインタビューを行う。

<2021年度実施インタビュー>
Vol.024【前・後編】:高尾俊介 (クリエイティブコーダー/2008年修了)x前田真二郎(IAMAS教授)
デイリーコーディングから生まれたNFTアート作品

最新作のNFTアート作品「Generativemasks」が発売から数時間で1万個完売し、一躍時の人となった高尾俊介さんに、IAMAS在学中に主査を務めた前田真二郎教授が話を伺いました。「Generativemasks」はどのような経緯で生まれ、なぜこれほど高い評価を受けたのか。2回に分けて、じっくり語ってもらいました。(取材場所:オンライン)

Vol.025:三原聡一郎(アーティスト/2006年修了)x松井茂(IAMAS准教授)
枠組からはみ出した「その他性」

音、泡、放射線、虹、微生物、苔、気流、そして土。さまざまな物質や現象を「芸術」へと昇華させてきた三原聡一郎さん。アーティストとしての原点、学生時代、土に至った経緯などをIAMASの松井茂准教授が紐解きます。(取材場所:オンライン)

Vol.026:平塚弥生(フードビジネスコンサルタント, 株式会社Coneru 代表/2020年修了)x金山智子(IAMAS教授)
食というメディアで、人と人をつなぎ、コミュニティを生み出す

シェアキッチン、そしてそこで作られたものを販売する自動販売機を運営し、人や地域をつなげる「食」というメディアの可能性を追求する平塚さん。コロナ禍で黙食や孤食が増加する中、何を考え、どのように新たな「共食」の形を見出しているのか。IAMASでの担当教員でもあり、現在も交流されている金山智子教授が話を伺いました。(取材場所:ちょいみせキッチン)

  • 連携先

    本学卒業生

  • 実施期間

    2017.10 -

目的と成果

卒業生の現在のユニークな活動と、在学時に取り組んだ領域横断的な探求の関係についてインタビューを行うことで、本学の教育の特色を伝えることを目的に本企画を実施。在学時の研究や現在の活動に関連性の高い教員がインタビュアを担当することで、専門的、且つ多角的な視点からの取材を行う。今年度は、卒業生が現在取り組んでいる活動に焦点をあて、その活動の詳細や、今後の展開についての取材に注力した。これによって、本学のみならず、卒業生の活動の広報の機会ともなるよう意識して運営した。
なお、インタビュー記事は全てWebサイトで常時公開している。

  • 担当教職員

    • 赤羽 亨
    • 佐々木 紘子
  • 運営

    編集・写真:
    山田 智子

  • スケジュール

    2021.09 Vol.024【前編】 公開
    2021.10 Vol.024【後編】 公開
    2021.11 Vol.025 公開
    2022.02 Vol.026 公開