RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

Kioskを使った展示型広報の展開

2022年度

空間デザインシステム「Kiosk」でデザインする新しい広報の形

さまざまな場所で IAMAS の学校紹介・連携活動報告を紹介することのできる展示方式の広報について計画し、空間デザインシステム「Kiosk」を用いて、企画から施工までを卒業生のデザインコレクティブ「LAP」と協働して行った。2022 年は IAMAS OPEN HOUSE2022と大垣市役所での展示を行った。

  • 連携先

    LAP
    大垣市

目的と成果

これまでWebや冊子の制作、またIAMASが主催のオープンハウスや卒展等で研究成果・産学官連携の報告を行ってきた。しかしメディアや開催形式の特性上、IAMASをすでに知っている、興味のある人等、伝える対象が限定的だった。展示方式での広報を行うことによって、学外で広報が可能になり、地域への認知向上、IAMASへ興味を持ってもらうタッチポイントを増やすことができると考えた。そのため可変の展示フォーマットを設計し、さまざまな場所へも対応ができることを検討した。
オプションパーツやジョイントパーツを用いて、空間構成を容易に変更することができる特徴を生かし、さまざまな場所や展示内容に対応できることから、Action Design Research ProjectとIAMASの卒業生によるデザインコレクティブ「LAP」が協働し制作した空間システム「Kiosk」を採用した。
今回も「LAP」と協働し、空間からポスターにいたるまでのデザインを依頼。IAMASの刊行物を配布・閲覧できる本棚、モニターを設置できる棚をKioskのオプションパーツとして新たに開発した。
2022年7月にIAMAS OPEN HOUSE 2022で、11月には大垣市役所での展示を実施。大垣市役所では、「イアマスこどもだいがく」の成果報告を含めた展示へとアップデートを行った。
展示形式での広報によって、ポスターや冊子、動画等複数のメディアを用いることで、IAMASの取り組みについて複合的な伝え方を作ることが可能になった。今後もこのフォーマットを展開した展示を行っていきたい。

IAMASの役割

展示型展示に関するプランニング、トータルディレクション
・具体的な展示内容の策定
・ポスターや動画の計画・ディレクション・デザイナーへの依頼
・学外展示の打ち合わせ

  • 開催場所

    ソフトピアジャパンセンタービル 1F
    大垣市役所1F 多目的スペース

  • 担当教職員

    • 赤羽 亨
    • 伊藤 晶子
    • 佐々木 紘子
    • 佐々木 樹
  • 運営

    ディレクター:
    赤羽 亨(IAMAS 教授・RCICセンター長)

    Kiosk設計:
    冨田 太基(LAP)

    デザイン:
    大山 千尋(LAP)

    映像編集:
    丹羽 彩乃

    編集:
    伊藤 晶子(RCIC)
    佐々木 紘子(RCIC)
    佐々木 樹(RCIC)

    イアマスこどだいがく展示協力:
    平林 真実(IAMAS 教授)
    山田 晃嗣(IAMAS 准教授)
    小林 孝浩(IAMAS 教授)
    浅尾 楽(IAMAS M1)
    塩澄 祥大(IAMAS M1)
    篠田 幸雄(プロジェクト研究員)

  • スケジュール

    2022.07.23-28 ソフトピアジャパン センタービルで展示
    2022.11.17-28 大垣市役所で展示