RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

-佐治敬三賞受賞記念- ぎふ未来音楽展2022 三輪眞弘+福島諭 二人展

2022年度

多方面との連携を通して、
未来の音楽を「みる・きく・よむ」

日本の音楽界で独自の存在感を示してきた作曲家・三輪眞弘を応援し、ともに「ぎふ未来音楽展」を 開催してきたサラマンカホールにとって、2020年度のサントリー音楽賞(三輪眞弘)と佐治敬三賞 (サラマンカホール)のダブル受賞は格別のよろこびであった。
それを記念して、 未来の音楽を岐阜から考える、全国的にも意義のある企画として「ぎふ未来音楽展2022」を開催した。作曲家・福島諭との師弟「二人展」と、特別ゲストを迎えての記念シンポジウムをダブルでお届けした。

作曲/三輪眞弘:
弦楽四重奏曲 ハ長調「皇帝」
弦楽六重奏曲「369 Harmonia II」
虹機械 Koan-001

▲『虹機械 Koan-001』 ピアノ:山内敦子

作曲/福島諭:
五管の木管アンサンブルとコンピュータの為の《春、十五葉》(2015)

▲ 五管の木管アンサンブルとコンピュータの為の《春、十五葉》

作曲/福島諭+濱地潤一(変容の対象)、映像/前田真二郎(日々“hibi”AUG) :
『日々《変容の対象》8月』

▲『日々《変容の対象》8月』

のコンサート上演ほか、岡田暁生(音楽学者)、浦久俊彦(モデレーター)を交えてのシンポジウムを開催

  • 連携先

    サラマンカホール

  • 連携期間

    2022.09.18

目的と成果

第52回サントリー音楽賞受賞&第20回佐治敬三賞受賞記念イベントとして『三輪眞弘を「みる・きく・よむ」〜いま、三輪眞弘の音楽を語る〜』をテーマに、主催 /サラマンカホール、共催/情報科学術大学院大学[IAMAS] という位置づけでの連携企画。また、2022年7月5日から9月11日まで岐阜県美術館で開催されていた、IAMAS ARTIST FILE #08 福島諭「記譜、そして、呼吸する時間」展の関連企画として岐阜県美術館の協力を得た。

IAMASの役割

三輪のみならず、博士課程後期学生の福島諭、及び教員の前田真二郎教授作品の発表の機会でもあり、コンサートの内容はすべてIAMASの関係者によって構成され、また、発表に必要な電子機器やスタッフもIAMAS関係者によって担われた。

  • 開催場所

    岐阜県美術館

  • 担当教職員

    • 三輪 眞弘
    • 前田 真二郎
  • 運営

    作家:
    三輪 眞弘(IAMAS教授)
    福島 諭(IAMAS D2)
    前田 真二郎(IAMAS教授)

    パネリスト:
    浦久 俊彦(サラマンカホール音楽監督)
    岡田 暁生(京都大学)