RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

全国の「Maker」たちがソフトピアジャパンに集結!電子工作、サイエンス、ハードウェアを用いた“ものづくり”の祭典の企画運営

Ogaki Mini Maker Faire 2016がソフトピアジャパン・センタービルにて2016年12月3日から2日間にわたって開催、約6,000名が来場した。

プロジェクトの目的

Ogaki Mini Maker Faire 2016は、岐阜県大垣市のソフトピアジャパン地区において2016年12月3日から2日間に渡って開催したDIYの祭典で、全国から集まった様々な分野のつくり手「Maker(メイカー)」たち146組(約 300名)と約6,000名の来場者が参加した。出展者の分野は、電子工作 やロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど多岐に渡った。個人や教育機関、企業などで多様な立場の Makerたちがつくったものを見せ、語り、その楽しさを共有する機会をイベントとして提供することで、将来的に文化を醸成することにつながる人々のコミュニティをつくることを目的に2010年から隔年で開催している。

連携のプロセス

連携のきっかけ

2010年から隔年で開催してきたMini Maker Faireの継続的な開催を検討し、IAMASとして開催すべきであるという判断に至ったため、日本国内でのMaker Faireライセンス元であるオライリー・ジャパンに開催の意志を伝えた。

具体的な進め方

2016年

  • 1月:オライリー・ジャパンとミーティング
  • 4月:実行委員会発足に向けての準
  • 5月:第1回実行委員会開催
  • 9月:出展者募集開始
  • 10月:第2回実行委員会開催
  • 11月:関連イベント開催
  • 12月:Ogaki Mini Maker Faire 2016開催

2017年

  • 3月:第3回実行委員会開催(予定)

IAMASの関わり方

IAMASはプロジェクトにどう関わったか実行委員会の中心的な存在として、産業文化研究センターと事務局で企画から運営までを担当した。

連携の成果

多数の出展者と来場者が参加し、多様な分野の展示やワークショップを通じて交流する機会を提供でき、地方開催ならではのMaker Faireの姿を提示できた。また、開催の様子が様々なメディアで報じられた。

参加教員のコメント

小林 茂

次回開催するのであれば、単発のイベントで終わらず開始前から大垣を中心としたMakerのコミュニティをつくれるような仕掛けを試みたい。また、活動が根付いて文化になるところまで長期的な展望で取り組みたい。

  • プロジェクト名

    Ogaki Mini Maker Faire 2016

  • 連携場所

    ソフトピアジャパン・センタービル

  • 担当教員

    • 小林 茂
    • 八嶋 有司
  • 協力者/参加学生

    [会場設計]
    廣瀬周士

    [デザイン]
    大山千尋

  • 連携先

    Ogaki Mini Maker Faire 2016実行委員会
    株式会社オライリー・ジャパン

  • 連携期間

    2016.01 - 2017.03