RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

Ogaki Mini Maker Faire 2020

2020年度

物理会場とオンライン会場の
ハイブリッド開催によるDIYの祭典

Maker Faire は、電子工作、ロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど、様々な分野のつくり手「Maker」たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するDIY の祭典。

プロジェクトの目的

Maker Faireは、電子工作、ロボット、クラフト、ペーパークラフト、電子楽器、サイエンス工作、リサイクル/アップサイクルなど、様々な分野のつくり手「Maker」たちが全国から集まり、つくったものを見せ、語り、その楽しさを共有するDIYの祭典。大垣での開催は今回で6回目となり、2018年に開催した前回には140組以上の出展者と約7,000人の来場者が参加し、家族で楽しめるイベントとしてすっかり定着している。新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行する中で開催することとなった今回は、物理会場とオンライン会場を組み合わせたハイブリッド形式を採用し、個人、グループ、コミュニティ、学校、企業など、多様なMakerによる作品展示のほか、ライブ、プレゼンテーションなど充実した内容で実施された。

連携のプロセス

連携のきっかけ

2010年から隔年で開催してきたMini Maker Faire に関して、実行委員会で検討し、今回も開催すべきであるという判断に至ったため、日本国内でのMaker Faireライセンス元であるオライリー・ジャパンに開催の意志を伝えた。

具体的な進め方

2020年
2月:第1回実行委員会開催
8月:出展者募集開始

2021年
12月:Ogaki Mini Maker Faire 2020 開催
3月:第2回実行委員会開催

IAMASの関わり方

岐阜県内の企業、教育機関、自治体等で構成される実行委員会の事務局として、本学の事務局と産業文化研究センターが中心となり、イベントの企画から当日の運営に至るまで全ての段階に総合的に関わり、高いレベルでイベントを実現した。

連携の成果

物理会場とオンライン会場に多彩な出展者と来場者が参加し、作品および作り手との交流を通じて楽しさが伝播する機会を実現できた。くわえて、ハイブリッド型Mini Maker Faireという考え方を、世界に先駆けて提案することができた。

・COVID-19流行の中での運営について:
基本方針として「出展者、来場者、主催者の全てが感染拡大防止に取り組むことにより、安全に楽しめるイベントを実現する」を掲げ、募集時から出展者と緊密に連携すると共に、来場者にもオンラインチケット配布サイトを介して周知し、感染拡大防止策を徹底した。

参加教員のコメント

小林 茂

感染拡大のリスクから開催中止も含めて検討した。しかしながら、この困難な状況において、進化させ、成功させることこそが、社会に向けて果たすべき役割だと考えた。実行委員会事務局の負担は大きく、難航したが、成功に導けた経験は今後に活きるはず。

  • 担当教員

    • 小林 茂
  • 協力者/参加学生

    ディレクター
    野呂祐人( RCIC)

    Web 広報担当
    伊藤晶子( RCIC)

    運営担当
    仁尾千佳子 中畑竜憲
    鷲見篤(事務局)
    伊澤宥依 佐々木紘子(RCIC)

    会場構成・プロジェクトマネージャー
    八嶋有司(アーティスト)

    デザイン
    大山千尋(中村直永デザイン事務所)

  • 連携先

    Ogaki Mini Maker Faire 2020 実行委員会
    株式会社オライリー・ジャパン

  • 連携期間

    2020.02 - 2021.03