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フォルマント兄弟のプレゼンテーション道場事務局

〒503-0015 
岐阜県大垣市領家町3-95 IAMAS内
担当:河村
電話:0584-75-6606(内線206)
メール:keikokoba[at]gmail.com
(atを@に)

選考委員/アドバイザー

選考委員(あいうえお順)

佐々木敦

僕は長らく「メディア・アート」なる概念=言葉に対して或る種の不信感を蓄えてきました。それは単なるキャッチコピー、言った者勝ち以上の何でありえるのか?。そんな僕の邪心を根底から塗り替えてくれるようなヴィヴィッドな表現=作品を期待しています。

1964年生まれ。批評家。HEADZ主宰。雑誌エクス・ポ/ヒアホン編集発行人。早稲田大学、武蔵野美術大学非常勤講師。 著書として『批評とは何か?』『文学拡張マニュアル』『ニッポンの思想』『(H)EARーポストサイレンスの諸相』『ex-music』『テクノイズ・マテリアリズム』など多数。

椹木野衣

音楽の体験は言葉になりにくい部分がひどく多い。その「なりにくさ」をどう言葉にするのか。プレゼンのためのプレゼンでは興ざめだし、寡黙なままでは何も伝わらない。声とアクション、論理やらメディアやらすべてを動員して、音そのものを攻略するべくこの道場に参加されたし。

1962年生まれ。美術評論家。90年代初頭に東京を拠点に批評活動をはじめる。おもな著作に『シミュレーショニズム』(ちくま学芸文庫)、『日本・現代・美術』(新潮社)、『戦争と万博』(美術出版社)ほか。近刊に『反アート入門』(幻冬舎)。2007ー08年に掛けロンドン芸術大学客員研究員としてロンドンに滞在。現在、多摩美術大学美術学部教授。同大学芸術人類学研究所所員。本秋より大型新連載「後美術論」(『美術手帖』)を開始。

畠中実

「メディアアートにおける音楽」、それはいわゆる「音楽」とは何がどのようにちがうのか?これまでの「音楽」を刷新する、「これからの音楽」の可能性を感じさせてくれる作品を楽しみにしています。

1968年生まれ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員。1996年の開館準備よりICCに携わって14年、展覧会のほか上映、コンサートなど企画多数。主な企画展は『サウンド・アート』(2000年)、『サウンディング・スペース』(2003年)、『サイレント・ダイアローグ』(2007年)、『可能世界空間論』(2010年)など。10月末より入魂の企画展『みえないちから』が開催される。


アドバイザー

吉岡洋

今、表現に求められるているのは、とにかく「深い驚き」だ。世の中すべて「テキトーにお茶をにごす」が通用してるから。たとえ失敗するにせよ、せめて打ち上げ花火、できれば成層圏まで達する途方もない失敗がみたい。

甲南大学教授、IAMAS教授を経て、現在京都大学教授。著書に『情報と生命―脳・コンピュータ・宇宙』『〈思想〉の現在形―複雑系・電脳空間・アフォーダンス』など。『ダイアテキスト』(京都芸術センター, 2000-2003)、『ヨロボン Diatxt.Yamaguchi』(YCAM, 2008)編集長。「京都ビエンナーレ2003」「おおがきビエンナーレ2006」総合ディレクター。作品「BEACON」プロジェクトチーム・メンバー。