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iamas in tokyo
 

コーディネーター:山田晃嗣(エンジニア)
情報科学芸術大学院大学スタジオE[表現工学]講師
主に画像処理・認識、IPv6アプリケーションの研究などを手がける。現在はネットワークの利用のされ方、新しいネットワークのあり方に興味を持つ。

技術の視点
IAMASでの制作活動は、工学技術や理学の成果に支えられています。そこでは、既にある技術の利用に留まらず、新しい技術についての研究や、その技術に適する新しい表現方法の探求を目的としています。さらに、これら成果を社会に役立てるような観点も重視し、幅広く活動しています。ここでは制作物の社会性と身体性に焦点をあてつつ、そうした「技術寄り」な側面を強調して紹介しています。このような視点から、ひとあじ違うIAMASに触れてみてください。
 

カスタマイズスクリーンキーボード|2007|尾関洋
コミュニケーションツールとなるコンピュータ。しかし、文字入力に難のあるユーザにとって、現状のキーボードデバイスがその使用を難しくすることがあります。多くの人が快適に利用できるよう、自由にボタン配置をカスタマイズできるスクリーンキーボードを実現しました。

自律分散協調システムとしてのmoids - 数理的アプローチ |2007|斉田一樹
moidsは、一つ一つがとても簡単な仕組みでできています。それをたくさん組み合わせると、一つを見ても想像できないような、不思議な音のパターンが生まれます。このパターンの生まれ方を、「モデル化」と「シミュレーション」を使った、工学的アプローチで調べました。

字面くん|2007|篠田知哉
文字に特化した図形変形システムを、数学的手法により構築することを試みました。これまでフォントとしてスタティックに保存されてきた文字の輪郭情報を柔軟なものとし、新たな文字の在り方を探求します。これは、文字に対して主体的に関わることができる環境といえます。

probe×globe -民俗芸能を利用した教材-|2006|鈴木浩
この作品は、多種多様の踊りや音楽が世界のどこの地域の民俗芸能であるかを探索することができます。その探索の過程で子供の好奇心や探究心を刺激し、楽しみながら世界のあり方を学んでいくことをねらいとしています。


「いまからだ」では7つのエリアに7つのテーマを設けました。それぞれのエリアでは異なるバックグラウンドを持った7人の教員がコーディネートを担当しています。