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iamas in tokyo

コーディネーター:ジェームス・ギブソン(デザイナー)
情報科学芸術大学院大学スタジオ3 [インターフェイス]准教授
ソニーデザインセンターヨーロッパのデザイナーとして開発プロジェクトに関わるほか、ロンドンのデザイン会社「リブワーク」で活動。現在も、デザイナーやアーティストとして幅広く活動している。

piquant
「piquant=ぴりっとする」が今回のキーワードです。これらの作品は、私がシンプルに刺激を受けたもので、私はその作品自体とそれを生み出すプロセス、そして手段の背後にある思索を評価しています。というのも、たんに手段や制作のプロセスだけがユニークであれば良い作品とはいえません。作品をつくるには、流行にのることなく、自らのツールをコントロールする能力、そして新しい思索を捉える力が必要なのです。だからこそ、アーティストは、自らのツールをつくりだし、自分自身のプロセスを案出しなければならないのです。
 

Untitled ink dots| 2007|ジェームス・ギブソン

プリペアード・ラジオ|2006|クワクボリョウタ
このラジオは、子音のみを抽出するようプログラムで制御されています。情報とその意味が失われるこのラジオは、人間でいえばその本質にある呼吸のみが残されたものといえます。

Life collage|2007|山本信幸
「Life collage」は日々の出来事や想い出をテーマにした作品です。撮影した写真やビデオとドローイングをコラージュすることで、各地で見た光景を表現しています。普段はすぐに忘れてしまいそうな何気ないことも、形に留めることでかけがえのないものとなります。

ガングプロジェクトースケッチ&プロトタイプ
Mountain Guitar|2007|金箱淳一
あなたは楽器が弾けますか?楽器を演奏したいと思ったことはありませんか??「Mountain Guitar」はそんなあなたの夢を叶えます。体全体で音を奏でる新しい音楽表現の世界へようこそ!!

ガングプロジェクトースケッチ&プロトタイプ
Mr. Rolling|2007|蛭田直
「Mr. Rolling」は、昔からあるアナログの機構をもった玩具に対して、デジタルの技術を組み込み、アナログとデジタルの面白さが融合した電子玩具の制作をコンセプトとしています。


「いまからだ」では7つのエリアに7つのテーマを設けました。それぞれのエリアでは異なるバックグラウンドを持った7人の教員がコーディネートを担当しています。