博士前期課程(修士)
教育目標(アドミッションポリシー)
情報科学芸術大学院大学は建学の理念に基づき、新しい文化を創造する高度な表現力を授け、現代社会の諸問題に応答できる人の育成を教育目標として掲げています。
- 自らの専門領域の知識を生かしながら他分野への横断的な探求を試みる人。
- 情報社会の新しいあり方を創造的に開拓しようとする人。
- 人や社会との新しい関係性を考え、次世代の産業を生み出そうとする意欲のある人。
- 様々な形態の芸術表現を通して、新しい文化の創造を目指す人。
- 情報やコミュニケーションに新たな形を与え、地域や社会に提案をして心豊かな社会の実現を目指す人。
教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
情報科学芸術大学院大学は建学の理念に基づき、新しい文化を創造する高度な表現力修得を目指し、体系的に専門性を獲得するための実践的かつ領域横断的な科目を配置し、講義、演習、実習等を適切に組合せた高度な授業を開講するとともに優れた研究指導を行います。
- 高度な表現者としての素養を身に付けるとともに、社会の多様な要請に対応した幅広い知識と実践力を修得するため、プロジェクト科目および特別研究科目を設置します。
- 自らを批評し研究成果の社会的意義を問うための綜合科目を設置します。
- 専門的な方法論と知識を体系的に学ぶために専門科目および制作演習科目を設置します。
- 問題発見力、課題探求力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力など、研究において必須となる汎用的な能力を育成するため導入科目を設置します。
学位授与方針(ディプロマポリシー)
情報科学芸術大学院大学は建学の理念に基づき、科学技術と哲学・思想的視野をともなう新しい文化を創造する高度な表現者の育成を目標とし、その目標のために編成されたカリキュラムにおいて、所定の単位を取得することに加え、論文審査あるいは作品・論文審査、及び最終試験を合格した学生に修了を認定し、学位を授与します。その際、
- 専門性を有した自立したアーティスト・デザイナー・エンジニア・研究者・教育者として、必要な能力を身につけたか。
- 高い倫理性と強い責任感を意識し、未来の人間の生き方、幸福を追求しながら、研究が現代社会の諸問題に対する応答として成果を得ることができたか。
- 研究領域によらず様々な分野を専門とする人々とも互いに積極的に関わりあい、その交流の中から生み出される「新しい知」のあり方を身につけたか。
が問われます。
博士後期課程(博士)
教育目標(アドミッションポリシー)
自らの専門領域とは異なる他の分野の知識や技術に関心を持ち、多様な分野の人とコミュニケーションを取り協働することができる能力と、領域を横断しながら自らの考えをまとめ作品として制作できる能力を礎に、メディア表現の学術的研究の先導者の養成に取り組みます。
- 自らの専門領域の知識を生かしながら他分野への横断的な探求を試み、メディア表現の理論・体系化を探求していく人。
- 様々な形態の芸術表現を通して、新しい文化の創造を目指し、社会へ新たな価値を提示する人。
- 情報やコミュニケーションに新たな形を与え、地域や社会へ提案し、心豊かな社会の実現を目指しながら、メディア表現の理論・体系化を担っていく意欲のある人
教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
- 専門性を有しながら自立して研究活動を推進する研究遂行力を養い、質の高いメディア表現へ向けた研究方法を獲得するため「研究基礎科目」を設置する。
- 研究領域によらず様々な分野を専門とする人々へ積極的に関わり合い、領域横断しながら、その交流の中から生み出される「新しい知」の在り方を身につけ、プロジェクトの企画から実践まで通して実行するための能力を養うため「プロジェクト研究科目」を設置する。
- 高い倫理性と強い責任感を意識し、メディア表現に関する研究実践から導かれた成果を広く社会へ発信し、その成果を論文へまとめるため「特別研究科目」を設置する。
学位授与方針(ディプロマポリシー)
建学の理念に基づき、科学技術と哲学・思想的視野をともなう新しい文化を創造するさらなる高度な表現者の育成を目標とし、その目標のために編成されたカリキュラムにおいて、所定の単位を取得することに加え、論文審査、及び最終試験に合格した学生に修了を認定し、学位を授与します。
- 専門性を有しながら科学的知性と芸術的感性を融合し、自立した教育研究者・芸術家・実務家として、自立して研究活動を推進する研究遂行力を身に付けたか。
- 研究領域によらず様々な分野を専門とする人々へ積極的に関わり合い、領域横断しながら、その交流の中から生み出される「新しい知」の在り方を身につけ、プロジェクトの企画から実践まで遂行することができたか。
- 高い倫理性と強い責任感を意識し、研究が現代社会の諸課題に対する応答としての成果を得、メディア表現に関する研究実践から導かれた理論化・体系化の成果を論文へまとめ、それら成果を広く社会へ発信することができたか。