展示 パフォーマンス・上演 卒業生
アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.8 中路景暁
岐阜県美術館主催の「アーティスト・イン・ミュージアム」に卒業生の中路景暁さんが参加します。中路さんは2020年9月より岐阜県美術館をアトリエとし、滞在をしながらモノや装置が生み出す感覚をテーマに公開制作を行います。また10月より滞在期間中に制作された作品が展示されます。期間中はワークショップやイベントなどが予定されています。
8回目となる「アーティスト・イン・ミュージアム」では、2019年に岐阜県の情報科学芸術大学院大学[IAMAS]を修了したアーティストの中路景暁さんを招聘します。
中路さんは工学技術をもとにプログラミングを用いた機械装置と身体表現によるパフォーマンスやその映像作品を制作してきました。IAMAS 修了作品となる《Sequences/Consequences》では、工場の生産ラインを模したベルトコンベアーの装置を用い、単調で機械的な動きに秩序の乱れを発生させエラーを可視化させることで、ユーモアや豊かさを表出させる制作に取り組みました。
今回はモノや装置が生み出す感覚をテーマに制作を行う予定です。概要より引用
2020年9月8日 - 2020年9月27日 10:00 ~ 18:00 (公開制作)
2020年10月3日 - 2020年10月25日 10:00 ~ 18:00 (作品展示)
岐阜県美術館 アトリエ (岐阜県岐阜市宇佐4-1-22)
月曜日(祝日の場合はその翌平日)
中路景暁/NAKAJI Hiroaki
1987年生まれ
2012年 千葉大学大学院工学研究科博士前期課程修了
2019年 情報科学芸術大学院大学[IAMAS] メディア表現研究科修了
装置が生み出す表現に焦点を当てた映像、パフォーマンス作品の制作を行う。
エンジニアとして勤めた後、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科に入学、2019年修了。主な展覧会に「超暴力展」(山下ビル、2019)、「見る、楽しむ、考える スポーツ研究所」(ICC、2019)など。また、《Sequences/Consequences》(2019)が「Eテレ 2355」1 minute galleryにて放送された。
中路景暁×ナンヤローネ アートツアー
公開制作で作られた作品の「動く前」を見てみよう。動く前の作品を見て、どのような動きをするのか、どのように動いたらおもしろいかを想像し、みんなで交流しながら鑑賞します。
開催日 2020年9月27日(日)
時間 14:00〜15:30(受付は13:30〜13:55)
集合 岐阜県美術館 アトリエ
申込み等 事前申込み不要、無料
対象 どなたでも
講師 中路景暁(アーティスト・イン・ミュージアム招へい作家)
オンラインワークショップ「動きの観察」
おうちで動画を撮ってみよう!スマートフォンやカメラを使って、卓球ボールの動きを動画撮影し、アーティストに送ります。送った動画は随時オンライン上で公開されます。
受付期間 2020年9月8日(火)〜11月8日(日)
※詳しい参加方法は決定次第Webサイトでおしらせします。
「動きの観察」×ナンヤローネ ワークショップ
卓球ボールの動きを観察して、映像作品をつくってみよう。卓球ボールを動かしながら、スマートフォンやカメラでさまざまな瞬間を動画で切り出して作品にします。
開催日 2020年10月25日(日)
時間 10:30〜12:00 / 13:00〜15:00(受付は各終了時間の30分前まで)
講師 中路 景暁(アーティスト・イン・ミュージアム招へい作家)
会場 岐阜県美術館 アトリエ
受付 当日受付、事前申込み不要、無料(途中参加、途中退場可能)