NOH & EXPERIMENT 2025 - 能と音、交差する現在地

2025年11月2日に新潟県佐渡市・熱串彦神社 能舞台でNOH & EXPERIMENT 2025 - 能と音、交差する現在地が開催されます。本公演のオープニングゲストとして、尺八とラップトップのデュオ 福島麗秋山さん(尺八)+福島諭さん(作曲/情報科学芸術大学院大学[IAMAS]産業文化研究センターRCIC研究員)が出演します。この公演はさどの島銀河芸術祭2025の関連プログラムとして開催されます。
佐渡島で継承される「能楽」と現在に息吹く「現代音楽」とが、能舞台で大融合!!
日本屈指の現存数を誇り現在も多くの能舞台が各集落に残る佐渡島。1700年代に創建され島内でも近代以前の建築として重要な文化財でもあり、大正時代を最後に長く能公演が行われていなかった「熱串彦神社 能舞台」がこの秋に大復活!その舞台には島の自然や文化に敬意を払いつつ江戸時代から継承され続けている「宝生流 樂謠游舞の会」による能楽パフォーマンスに加え、佐渡に暮らす総勢7組のアーティストたちも大集結。エレクトロニクス、ラップトップ、電子ピアノ、ギター、笛など各々独自の奏法をとったアンビエント/サウンド・アートなアプローチから佐渡産の竹を用いた創作楽器の演奏まで様々なスタイルでショーケース的なライヴ・パフォーマンスを展開。そのオープニングでは佐渡での尺八との出会いをきっかけに発展した新潟の親子デュオ「福島麗秋山 + 福島諭」もゲスト登場。更にそうしたパフォーマンスの背景を深部まで掘り下げていくシンポジウムも開催。本イベントは2025年の佐渡の音楽と人々を記録したLPレコード作品『Sound Surrounding On Sado』の発表記念公演でもあり、当日は先行発売を行います。会場内では佐渡ならではの絶品フードの出店も予定しています。今しかない「2025年現在」の佐渡を全五感で体験できるまたとない機会を是非ともお見逃しなく!!