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活動告知

展示 教員

歴史の線プロジェクト

岐阜県内より公募された戦争の文字資料に潜在する「声」を「現在」に復元する試み「歴史の線プロジェクト」の展示が岐阜市 ビッカフェで開催されます。この展示では、書家・岩瀬崇さんによる戦争資料を元に制作した「書」が展示されるとともに、集められた資料(複写)を閲覧するスペースも設けています。また会期中、ワークショップやトークイベントも開催されます。資料募集・展示告知のデザインを瀬川晃准教授が担当しています。

会期

2018年5月29日 - 2018年6月20日 12:00 ~ 18:00 (定休日なし)

会場

ビッカフェ (岐阜県岐阜市弥生町10 やながせ倉庫202)

入場料

無料
※カフェギャラリーでの展示のため、必ず1ドリンクオーダーをお願いします。
※駐車場は近隣のコインパーキングなどをご利用ください。

関連イベント

1.ワークショップ「記録をなぞる」
昭和16年に出版された慰問文の文例集を題材に、記 録を「なぞる」ことに取り組みます。慰問文とは、戦時下の銃後の人びとが、 前線に送り出した兵士を鼓舞・慰労するために記した手紙の総称です。書く行為は推奨され、同時に、書く内容は厳しく制限された戦時下において、重要な 役割を担った文例集(マニュアル)。そこには、何が書かれ、何が書かれていないのでしょうか。文例集を「読む」「写す」という体験をつうじて、<書く>< 読む>ことが幾重にも屈折した当時の状況を想像するとともに、なぞるという行為そのもののもつ可能性と危うさについて考えます。(使用テキスト:木村長峡『兵隊さんに送る女子慰問文』元文社 1941)

2018年6月9日(土)15:00~16:30
定員:6名(事前予約制)
参加費:800円+1ドリンクオーダー
(※資料代300円込み、資料は『兵隊さんに送る女子慰問文』の複写)
申し込み〆切:6月5日(火) 


2. 対談「現実とアート」 松本篤 × 岩瀬崇
個人的・私的に残された記録物に着目するアーカイブプロジェクト・AHA!の世話人として全国各地で活動を展開する松本篤。
「ことば」と「空間」との関連をテーマに、書や詩の制作を中心としながら、ジャンル・領域をまたいだ活動を展開する岩瀬崇。
本対談では、両者が展開する活動の紹介を交えつつ、その交点として浮上する「現実とアート」というテーマを軸に、「生きる術」としての「アート」について考えます。

2018年6月9日(土)18:30~20:00
定員:25名
参加費:500円+1ドリンクオーダー

主催

歴史の線プロジェクト

協力

AHA![ Archive for Human Activities /人類の営みのためのアーカイブ ]
瀬川晃(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]准教授)

後援

大垣市教育委員会

関連人物

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