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スキンシップから宇宙遊泳まで──
あるときは水面に揺らぐ素顔にナルシスのイメージを追い
あるときは宇宙に漂う地球に近づいて、懐かしい大地に降り立ち
あるときは開いた本のページで風にそよぐ葉と戯れる
インターフェイスの進化がもたらした映像世界の触覚化
現実と仮想世界を往復するインタラクティブ・アートの回り舞台


CHIEF



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[T-Vision] ART+COM

「テラ・ビジョン」 アート+コム
宇宙に浮かぶ地球を手のひらで回転させながら、すきな場所を選んでゆっくりと地上にズーム・イン。懐かしい故郷の街角から、あなたの住む部屋のなかまでも……。
[Small Planet] Myron Krueger

「スモールプラネット」 マイロン・クルーガー
惑星の浮かぶスクリーンの前で鳥のように羽ばたいて、空高く浮遊したり地面に舞い降りたり……。2人で旅に参加すると、同じ惑星の上を飛んでいる仲間の姿も見える 。
[Place-A User's Manual] Jeffrey Shaw

「場所 - そのマニュアル」 ジェフリー・ショウ
回転舞台を操って円形スクリーンに広がる世界に次々にズーム・イン、ズーム・アウト。人と場所との関係を暗示する詩句まで現れる、ダイナミックな旅のマニュアル。
[Digital Watch] Jim Campbell

「デジタルウオッチ」 ジム・キャンベル
ビデオカメラで捉えた目の前の時計も、まわりの風景も、正確に時を刻んで動いているのに、時計に重なって映る自分の顔の時間だけが奇妙にずれているもどかしさ。
[Regard] Henry See

「本を読む男」 ヘンリー・ジー
暗い部屋に入ると向こうに本を読んでいる初老の男性。こちらが近づいたり、遠ざかったりすると、それに応じてゼスチャーたっぷりの会話が始まる。
[Liquid Views] Fleischmann/Strauss/Bohn

「ナルシスの水鏡」 フライシュマン/ストラウス/ボーン
モニターを覗くと、まるで水鏡のように自分の顔が流れに映り、手を水に触れると、ゆらゆらと漂う。ナルシスの神話を思わす幻想のひととき。
[Bodymaps: artifacts of touch] Thecla Schiphorst

「ボディマップ」 テクラ・シフォルスト
テーブルの上の白いベルベットに映る流れの中の女性像。手のひらでなでると、姿態を変え、声を立て、水音のなかで変容する……。
[Beyond the Pages] Masaki Fujihata

「ビヨンド ページ」 藤幡正樹
机の上の大きな本のページをめくり、描かれたオブジェにペンで触れると、オブジェが動きだし、音をたて、現実の世界のランプまで灯す。虚像と実像の交錯する世界。
[Phototropy II] Christa Sommerer/Laurent Mignonneau

「フォトトロピーII」 クリスタ・ソムラー/ロラン・ミニョノー
暗闇に懐中電灯をかざすと、そこにいる繭や卵から次々に昆虫の幼虫が現れて、育ち、やがてその周りで飛び回る。光のエネルギーのもつ生命の神秘。
[Violin ~ image of strings ] by Toshio Iwai

「イメージ オブ ストリングス」 岩井俊雄
タッチセンサーを指先で擦ると、目の前のヴァイオリンから放射状に光芒イメージが現われ、音色やリズムにあわせて空中に舞い拡がる。音とイメージの新しい融合。