- 日時:2012年11月25日(日)14:00〜
- 会場:京阪電車なにわ橋駅アートエリア ビーワン
- 詳細情報:http://artarea-b1.jp/
〈パフォーマンス1〉「フォルマント兄弟の《声と鉄道》」
- 制作・プログラミング・出演:フォルマント兄弟
21世紀の《歌》を機械に歌わせることを目指すフォルマント兄弟が、鉄道芸術祭vol.2「駅の劇場」のために制作した新作メディアアート・パフォーマンス。中世の時計から近代の鉄道へと進む「機械」の存在史をたどりながら、なぜ兄弟が「声」にこだわり「機械」をくぐり抜けるのか、現代のデジタル映像・音響テクノロジーを駆使しつつ兄弟自身がメディアの亡霊となって旅の道案内を行なった。
〈パフォーマンス2〉人工音声コンサート「夢のワルツ(大阪編)」
- MIDIアコーディオン:長坂憲道
- 作詞・作曲・演奏:フォルマント兄弟
アコーディオンで人工音声を演奏する!前人未踏のフロンティアを疾走するフォルマント兄弟が「兄弟式日本語ボタン音素変換標準規格」により作曲した甘く切ないニュータイプ演歌「夢のワルツ」。関西初演に際して「大阪編」と銘打ち、新たな歌詞を書き下ろした。
〈アフタートーク〉「鉄道/機械/視覚文化」
- トークゲスト:前川修(神戸大学人文学研究科准教授)、やなぎみわ(美術作家)、フォルマント兄弟(作曲・思索ユニット)
フォルマント兄弟による人工音声パフォーマンスを観賞後、19世紀以降の視覚文化に造詣の深い前川修さんと、美術作家のやなぎみわさんをゲストに迎え、鉄道がもたらしたパノラマ的知覚についてお話を伺った。