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文化庁メディア芸術祭愛知展シンポジウム

企画趣旨

2014年1月12日(日)文化庁メディア芸術祭:愛知展における愛知関連企画シンポジウムとして、「メディアと芸術──フォルマント兄弟のまなざしから」と題したプレゼンテーション発表を行った。引き続き、コーディネーター秋庭史典氏(名古屋大学大学院情報科学研究科准教授 / 美学者)を交えた討議を行った。発表内容は、現在進行中の科学研究費補助金研究の取り組みを紹介し、とりわけ、2013年5月に発表した「兄弟式国際ボタン音素変換標準規格」により、劇的に高いリアリティを獲得したMIDIアコーディオンによる発話/歌唱をめぐり、果たしてこれはマン・マシン・インターフェイスの概念に収まる試みなのかという問いを発した。秋庭史典氏との討議では、この問いを引き受ける形で美学的観点から有意義な討議が展開できた。