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【5/31(金)開催】岐阜イノベーション工房2019 シンポジウム:IoTの“辺境(フロンティア)” 

IoTの本質とは、物事(things)をインターネットのようにつなぐことにより価値を創出することです。代表的な成功事例は製造業における作業効率改善でしょう。現場にセンサーを取り付け、得られたデータを可視化することにより、機械の稼働率や不良の発生原因などを把握でき、対策を施すことで効率を改善できます。こうした用途については、既にパッケージ化された「解決策」が簡単に入手できるようになっています。
しかしながら、これはIoTの第一段階に過ぎず、その他の分野におけるIoTの可能性はまだ探索の段階にあります。本シンポジウムでは、IoTの“辺境”(フロンティア)を開拓しようとしている人々から、それぞれの取り組みにくわえて、その背後にある視点や考え方、課題について理解を深めます。このシンポジウムに参加し、積極的に学ぶことにより、既に誰かによってつくられた成功事例の枠組みにとらわれることなく、物事の新しいつなぎ方を見つけるきっかけを得られるかもしれません。
 

岐阜イノベーション工房とは
イノベーション創出に挑戦するための風土を岐阜県内に醸成することを目的に、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]が2018年度より主催する取り組みです。参加者はまず、IoT、AI、デジタル設計・製造など「民主化」したテクノロジーの本質を手を動かしながら学び、主催者が設定した課題に取り組む中でデザイン思考などイノベーション創出に有効であるとされる手法を学びます。次に、その経験を活かして各組織において自分たちで実際の課題を設定し、一定期間取り組みます。最後に、その期間における成果や課題を共有します。

 

岐阜イノベーション工房2018

開催日時

2019年5月31日 13:30 ~ 16:30 (13:00 開場)

会場

ソフトピアジャパン セミナーホール (岐阜県大垣市加賀野4丁目1-7)

内容

第1部:基調講演
第2部:話題提供と議論
第3部:岐阜イノベーション工房2019の紹介

登壇者



菊川裕也(株式会社no new folk studio 代表取締役)
一橋大学商学部経営学科を卒業後、首都大学東京大学院にて芸術工学を専攻。2014年より新しい音楽演奏用インタフェースの研究として開発を始めたスマートフットウェア「Orphe」の製品化をきっかけに株式会社no new folk studioを設立。 https://no-new-folk.com




施井泰平(スタートバーン株式会社 代表取締役)
1977年生まれ。東京大学大学院学際情報学府修了。2001年に多摩美術大学絵画科油画専攻卒業後、美術家として「インターネットの時代のアート」をテーマに制作、現在もギャラリーや美術館で展示を重ねる。2006年よりstartbahn を構想、その後日米で特許を取得。大学院在学中に起業し現在に至る。東京藝術大学での教鞭を始め、講演やトークイベントにも多数登壇。 https://taihei.org/biography/




小林 茂(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]教授)
博士(メディアデザイン学・慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)。専門はイノベーションマネジメント。多様なスキル、視点、経験を持つ人々が協働でイノベーションを創出するための手法や、その過程で生まれる知的財産を扱うのに適切なルールを探求。

定員

200名

参加方法

※要事前登録(先着順)

メール(gikobo@triggerdevice.com)またはファックス(050-3588-1528)にて、企業名と部署名(※企業の場合)、業種、代表者氏名、住所、参加人数、電話番号、E-mailをお知らせください。

お問い合わせ

有限会社トリガーデバイス
〒500-8833
岐阜県養老郡養老町大野2番地12
MAIL:gikobo@triggerdevice.com
TEL:050-3588-1528(担当:佐藤)


情報芸術大学院大学[IAMAS] 事務局
岐阜県大垣市加賀野4 丁目1番地7
TEL : 0584-75-6600
https://www.iamas.ac.jp/

主催

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

運営

有限会社トリガーデバイス

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