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イベント

岐阜イノベーション工房2020シンポジウム : 都市の“辺境”(フロンティア)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行は、私たちの生活を大きく変化させつつあります。多くの人々が外出時にマスクを着用し、接触を避けるようになり、同居する家族以外の人々との物理空間における距離は大きく離れました。一方で、急速に浸透したオンライン化により、自宅に居ながらにして瞬時に遠く離れた人々と接続できるようになり、情報空間における距離は大きく縮まりました。
こうした変化は、新たな事業にとって絶好の機会です。なぜなら、新たな製品やサービスで世界に変化をもたらすのは非常に困難なのに対して、世界が大きく変化しているときには様々な機会を捉えるだけでいいからです。実際に、この状況下で大きく制約を受けている業態に関わる人々からは「オンライン○○」のような新たな業態が次々と生まれています。このように考え方を転換するためには、自分自身の周辺だけでなくもっと広い視野で世界を眺めることが必要です。
本シンポジウムでは、大阪・関西万博会場招致の策定をはじめ、物理空間と情報空間を同時に建築の対象としてとらえ、都市の概念を再定義しようとしている建築家・豊田啓介さんをゲストにお招きします。豊田さんから、その取り組みにくわえて、その背後にある視点や考え方、課題を学びます。このシンポジウムに参加することにより、大きく変化し続ける世界において生き延びるための新たな展望を得られるかもしれません。

本シンポジウムに参加ご希望の方は、参加申し込みフォームよりご連絡ください。

岐阜イノベーション工房とは
イノベーション創出に挑戦するための風土を岐阜県内に醸成することを目的に、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]が2018年度より主催する取り組みです。参加者はまず、主催者が設定した課題に取り組む中でデザイン思考などイノベーション創出に有効とされる手法を学びます。次に、その経験を活かして各組織において自分たちで実際の課題を設定し、一定期間取り組みます。最後に、その期間における成果や課題を共有します。なお、今年度はオンラインでの講義、演習、面談を積極的に採り入れて進めます。