Furniture in Kiosk—家具/空間を感覚的に検討するワークショップ
電子工作やデジタルファブリケーション技術を活用した、新しいデザインの方法・形式を模索している「LAP」のメンバーとともに、寸法(=数字)を意識しない「感覚的な検討」をもとに家具のデザインをし、同時にそれらをレイアウトした空間のデザインも行う。
まず、学校などの参加者にとって馴染みのある場所に、決められた大きさのキューブ状のスペース=Kiosk が設置されることを想定し、その場所で行われる人々の行動=「アクティビティ」についてリサーチし、実際にそのスペースが活用されるシーンを考える。
次に、設置場所となるKioskの中に、どのような形・大きさの家具を、どのようなレイアウトで配置するのか、「検討ツール」を用いて検討し、実寸サイズで家具のボリューム感や空間内でのレイアウトをデザインしていく。
最後に、「検討ツール」で決定した形状をもとにパラメトリックに図面データを生成したうえで、デジタル工作機器を用いて切り出した材料を組み合わせて家具を制作する。
なお、本WSで検討・制作する家具デザインはLAPで制作した「One-size-fit-one」をベースに発展させたものを用いる。
講師
・冨田太基氏(LAP):株式会社TAB デザイナー。建築設計事務所において、店舗などの空間設計やデジタルファブリケーションを活用した什器制作を行っている。
・金原佑樹氏(LAP):softdevice inc. デザイナー。softdeviceにおいて、車両やウェアラブル機器、医療機器などの様々なプロダクトのUIのデザインを行っている。
・LAP:専門分野の異なる者たちが、それぞれの分野を組み合わせてデザインの新しい方法・形を提案、実践していくグループ。
学べること
・既成概念にとらわれない、制作プロセスから再考する新しいものづくり
・電子工作×デジタルファブリケーションを活用した家具制作
会場
ソフトピアジャパン ドリーム・コア、センタービル、ワークショップ24
参加条件
岐阜県内に居住、通学、通勤されている中学生から大学生等の若者で、コンピュータを活用した「デザイン・ものづくり」に興味がある人。
募集人数
3~4名程度で構成されるチーム、合計4チーム(原則はチームでの応募とし、個人での応募の場合には主催者側でチームを編成します)。
スケジュール
第1回(9/14土):イントロダクション、アイデア出し、元の作品「One-size-fits-one」を実際に体験
第2回(9/15日):アイデア出し、制作方針決定、制作方法検討(測定デバイス)
第3回(10/5土)、第4回(10/6日):制作(計測して出力)
第5回(10/19土):振り返り、展示計画検討・決定
第6回(11/9土):展示準備