「岐阜クリエーション工房2020」を開催します
岐阜クリエーション工房は、人文知と工学知の界面であるメディア表現に取り組む「アーティスト」たちと高校生などの若者たちが、共に試行錯誤しながら作品をつくることを通じて、発想力や創造力を学ぶワークショップです。
昨年度は、デジタルファブリケーション(デジタルによる柔軟な設計・製造技術)と、ブロックチェーン(仮想通貨・暗号通貨の基盤技術)を扱いました。いずれも、今後の社会を大きく変革していくことに繋がると期待されている技術です。参加者たちは、これらの技術の可能性や課題を、頭だけで理解するのでなく、自らの手を動かすことを通じて実感し、自分たちの日常世界と接続した作品として表現しました。
今年度は、昨年度の趣旨を引き継ぎつつ、新たなテーマを設定し、オンサイトからオンラインへと開催方法を変更いたします。これにより、新型コロナウイルス感染症や自然災害のリスクがゼロになるだけでなく、従来は物理的な距離の制約から参加できなかった人々にも参加の機会を開きたいと考えます。この経験はきっと、今後の社会において何かの課題に直面した際、従来の延長線上にはない創造的なアイデアを生み出し、実現するための力となることでしょう。
参考:昨年行われた「岐阜クリエーション工房2019」 アーカイブ