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イベント

「岐阜クリエーション工房2020」を開催します

岐阜クリエーション工房は、人文知と工学知の界面であるメディア表現に取り組む「アーティスト」たちと高校生などの若者たちが、共に試行錯誤しながら作品をつくることを通じて、発想力や創造力を学ぶワークショップです。
昨年度は、デジタルファブリケーション(デジタルによる柔軟な設計・製造技術)と、ブロックチェーン(仮想通貨・暗号通貨の基盤技術)を扱いました。いずれも、今後の社会を大きく変革していくことに繋がると期待されている技術です。参加者たちは、これらの技術の可能性や課題を、頭だけで理解するのでなく、自らの手を動かすことを通じて実感し、自分たちの日常世界と接続した作品として表現しました。
今年度は、昨年度の趣旨を引き継ぎつつ、新たなテーマを設定し、オンサイトからオンラインへと開催方法を変更いたします。これにより、新型コロナウイルス感染症や自然災害のリスクがゼロになるだけでなく、従来は物理的な距離の制約から参加できなかった人々にも参加の機会を開きたいと考えます。この経験はきっと、今後の社会において何かの課題に直面した際、従来の延長線上にはない創造的なアイデアを生み出し、実現するための力となることでしょう。

参考:昨年行われた「岐阜クリエーション工房2019」 アーカイブ

ワークショップ1




現役VTuberによるVRアバターワークショップ「Happy Rebirthday」アバターの人生を綴ったビデオレターを作成する

概要
アバターの一生を想像し、その人生を記録した架空のビデオレターを作成します。この制作を通じて参加者の間で議論を行い、死後のインターネットアカウントのあり方・デジタルキャラクターなどの生や死・「これからの日常」のインターネットリテラシーについて考えていきます。

学べること
・VRやアバターを用いた映像表現
・「あり得るかもしれない」から視野を広げるSF的発想法
・アバターを用いたコミュニケーションによって、「これからの日常」のインターネットリテラシーを習得する

講師
よーへん(Holographic)
じゅりこ(Holographic)

講師紹介資料
記事:https://panora.tokyo/archives/7637
動画:https://youtu.be/NrvlzdHQApM
Webサイト:http://holographic-ri.info/iamas-ws/

募集人数
16名(ワークショップ中にチームを編成して進めます)

参加条件
・岐阜県内に居住、通学、通勤されている中学生から大学生等の若者
・clusterが動作する最低動作環境を満たし、インターネットに必要十分な速度で接続できるPCを用意できる人
※アプリケーション「cluster」をインストールし、ロボットアバターが動作すれば、スペック・ネットワーク回線ともに問題ありません
clusterの動作チェック方法→ http://holographic-ri.info/iamas-ws/about-cluster/
clusterに関する参考資料(外部Webサイト):東京大学バーチャルリアリティ教育研究センター「VRセンターが教えるclusterで簡単にVR会議を開く方法」(2020年4月8日公開)

使用予定のオンラインサービスおよびソフトウェア
cluster
Discord
Unity

スケジュール(予定)
9月13日(日)10:00〜16:00:イントロダクションとアバターのアイデア出し
10月4日(日)10:00〜16:00:アイデア出しと方針決定
10月18日(日)10:00〜16:00:アバター作成
11月3日(火)10:00〜16:00:ビデオレター作成
11月8日(日)10:00〜16:00:ビデオレター作成
11月15日(日)10:00〜16:00:展示準備・上映会(YouTubeで同時生配信)
※各会の開催時間には昼食休憩1時間を含みます。また、進行に合わせて適宜休憩時間を設けます。

ワークショップ2



“新しい日常”から生まれる DanceDrivenMusic〜音楽を見つけるためのワークショップ〜

概要
リモートでリアルタイムに合奏し、楽曲を制作するワークショップです。 ネットワークシステムやAIといった先端テクノロジーを活用し、体を動かすことで音を鳴らし、踊りから音楽を生み出します。 可能な限り在宅することが求められるこの“新しい日常”の中で、離れたところにいる人と繋がり、コミュニケーションを通じて自分たちの新しい音楽を発見します。

学べること
・ネットワークシステムを利用した作曲を通じた音楽の新たな産み出しかた
・アイディアを生み出す足がかりとして、ツールを活用する方法
・音楽を通じた“新しい日常”の中における表現
・離れたところにいる人と、自分が考えていることを共有しつつ、他者を受容する方法

講師
森田 了(Signal compose
大石 桂誉(Signal compose
大和 比呂志(Signal compose

募集人数
12名(ワークショップ中にチームを編成して進めます)

参加条件
・岐阜県内に居住、通学、通勤されている中学生から大学生等の若者
・音楽制作の経験は問わないが、音楽に興味があることが望ましい
https://smart.newrow.com/room/testPage/?lang=ja-JPにて事前にPC環境をチェックし、ウェブカメラとマイク、音声出力が問題なく使用でき、かつ「接続クオリティ」のステータスがすべて合格となること

使用予定のオンラインサービスおよびソフトウェア
Zoom
Google ドライブ(Google Drive)
Google 図形描画(Google Drawings)
Discord
本ワークショップWebサイト(作成中)

スケジュール(予定)
9月13日(日)11:00〜15:00:イントロダクション
10月4日(日)11:00〜15:00:ポーズを決めよう
10月18日(日)11:00〜15:00:音の並びを考えよう
11月8日(日)11:00〜15:00:より良くしよう
11月15日(日)11:00〜15:00:発表・まとめ
※各回の開催時間には昼食休憩1時間を含みます。また進行に合わせて適宜休憩時間を設けます。

参加費

無料

選考

応募者多数の場合には、抽選により選考します。

結果通知

8月31日(月)までにご登録いただきましたメールアドレス宛にご連絡します。
1週間以上たっても連絡がない場合は、下記お問合せ先にご連絡ください。

個人情報の取り扱いについて

応募に当たり収集した個人情報は、ワークショップでの運営にのみ使用し、本人の同意を得ることなく第三者へ提供することはいたしません。

主催

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]

お問い合わせ

情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
担当:間宮
TEL:0584-75-6641
MAIL:jimukyoku@ml.iamas.ac.jp

関連人物

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