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IAMAS OPEN HOUSE 2019 レポート

野呂祐人(産業文化研究センター[RCIC]研究員)

7月27日(土)・28日(日)にIAMAS OPEN HOUSE 2019を開催いたしました。
本イベントは受験希望者やIAMASに興味のある方々に、本学の研究や活動を知ってもらうために学生や教員が様々な企画を行います。今年も展示やトークイベント、ライブパフォーマンスなど様々な活動がありました。いくつかの項目に分けて振り返ってみたいと思います。

 

学校紹介

入学を考えている方へ向けた学校紹介のプログラムとして、「進学説明会」と「進学相談会」が行われました。「進学説明会」では、本学のカリキュラムや学校生活などの紹介がありました。大学案内パンフレットを元に、2年間の流れやIAMASの様々な研究活動など紹介し、入試日程や出願手続きなどの詳細な説明が行われました。
「進学相談会」では教員に入試や研究についての相談を一対一の面談形式ですることができます。IAMASには様々な分野の教員がいますので、自分の興味のある分野の教員を選び、入試に関することや、入学後の研究について考えていることなど、気軽にお話することができます。

またオープンハウスでは多様な教員の活動を知るために、「全教員が語る」というIAMASの全教員が二日間に渡って研究活動を紹介をする企画が行われます。各教員がリレー形式で、近年の研究活動についてプレゼンテーションをしました。

 

プロジェクトの活動

IAMASでは、メディア表現と社会の接続性を探るため、いくつかのプロジェクトが行われています。入学後、学生も必ず1つ以上のプロジェクトに属します。またIAMASには教員だけではなく、学生も様々なバックグラウンドを持った人が集まります。プロジェクト研究は、複数の専門をもつ学生と教員が協力し、領域横断的に進められます。
オープンハウスでは様々な形式でプロジェクトの活動紹介が行われました。会場にはプロジェクトを通して作られた学生の習作や教員の作品、研究成果などが展示されました。学生・教員と来場者が、展示作品をもとに活発な意見交換をしていたことが印象的でした。また、上映作品やコンサート、クラブイベントの開催、プロジェクトメンバーによるシンポジウムなど、様々な媒体での発表がありました。

 

学生主体の企画

プロジェクトの活動以外にも、学生の有志メンバーが主体的にいくつかの企画を行なっていました。カフェを運営しカレーや大垣名物の水まんじゅうの販売をしたり、ネットラジオの公開収録をしたりしていました。オープンハウスの終了後には、関連企画として野外ステージでのライブパフォーマンスイベントが夜まで開催されました。

 

デザイン計画

また、今年度のオープンハウスでは、教員・学生・スタッフでデザインチームを作り、イベント全体のデザイン計画を行なってきました。教員が制作したメインビジュアルをもとに、告知用のショーケースやサイン計画、当日配布のリーフレットなどのデザインに発展していきました。特に手作りのサインとリーフレットは、学生が主体となってデザイン計画と制作をしました。

 

おわりに

異分野の人々が集まるIAMASの活動は多岐にわたります。オープンハウス以外にも、IAMASが企画した展示、ワークショップ、レクチャー、音楽イベントなど、学外に向けてのイベントを行なっています。WEBサイトなどで活動告知をしていますので、もしIAMASにご興味があれば、今後の活動をチェックしていただけると嬉しいです。
また、受験を考えているみなさまに、オープンハウスやこのレポートを通して少しでもIAMASの雰囲気が伝われば幸いです。