EN
Follow us
twitter facebook
資料請求

博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)では、目的と課程が大きく異なります。博士前期課程(修士)では、課程で詳細に定められたスケジュールに沿って研究を進めていくことにより、基本的な研究能力を学ぶことが目的です。これに対して博士後期課程(博士)では、課程で定められたスケジュールはあくまで最小限のものであり、自身で自律的に研究を遂行することが求められます。研究の立案から学術コミュニティに貢献するところまで一連の過程を経験し、世界の最先端で研究者・実践者として活動できるようになることが目的です。

目的の違いは、本学の課程の特色の1つである「プロジェクト」にも表れます。博士前期課程(修士)の「プロジェクト実習」は、あくまで教員が立案して運営する活動であり、そこに学生は参加し実践を通じて学びます。他方で、博士後期課程(博士)の「プロジェクト研究」は、学生が立案して教員の指導のもとで運営します。既存の枠組みに参加して学ぶのか、みずから枠組みを設計し運営するかでは、得られる経験が根本的に異なります。このように、博士前期課程(修士)と博士後期課程(博士)では目的も課程も大きく異なるのです。

なお、博士号は研究者として認められるための必要条件であるだけでなく、国際的な活動の様々な場面において、修士号より機会が増えることにも期待できます。ひとまず博士前期課程(修士)のみを検討している方も、博士後期課程(博士)を視野に入れておくことをおすすめします。