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The Sight of Cline

2026年1月10日から18日まで、新潟市・水の駅「ビュー福島潟」で、展覧会「The Sight of Cline」が開催されます。今回の展覧会は博士課程在籍で産業文化研究センター[RCIC]の福島諭研究員(作曲)の呼びかけによって開催されます。会期中、関連イベントとして1月11日には多くの出演者による演奏・上映が行われます。
本展は音楽領域を基礎に置く福島諭が他者と共に作り上げる創作(時間)についての展覧会という観点から2022年に行われたIAMAS ARTIST FILE #08 福島諭「記譜、そして、呼吸する時間」の内容を最新に更新する展覧会としても位置付けられます。

今回の展覧会では、松井茂教授、産業文化研究センター 伊藤晶子情報支援専門職、卒業生の原田和馬さんが展示作家として参加します。関連イベントの出演者として、飛谷謙介准教授、卒業生の鈴木悦久さん、ウエヤマトモコさん、原田和馬さん、博士前期課程1年の小林一誠さん(アーティスト名:母(mama))が参加します。

また、今回の展覧会のフライヤーデザインを伊藤晶子情報支援専門職が担当しています。

福島諭(作曲)は、これまで「他者との対話的な規則」と「互いの関係性」に着目し、絶えず流動する作品群を音楽に限らず生み出してきました。 《The Sight of Cline》(ザ サイト オブ クライン)は、そうした「時間の蓄積」である作品群と、展示期間中に会場で発せられた音響、そして約1年間にわたり福島潟周辺で録音された音響の断片によって構成される「時間の設計」です。展示期間中は多くの音楽家によるイベントが開催され、それらが展示空間内の構成要素となっていきます。ここでは、音を出す行為が未来への行動となり、聴く行為は過去の出来事への想像的追憶となります。そうした現在は、過去の要素から新たな創造を捉える実践の場として、音、音楽、環境、自己と他者の境界を見つめる空間となります。
The Sight of Cline」開催概要より引用