入試に関する重要なお知らせ(2023年1月31日更新)
音楽・映像・詩などの表現を、実作者からの視点を交えながら理解を深めていく授業です。まず、映画・映像史を俯瞰し、近年の映像表現の動向を分析します。そして、コンピュータ音楽、その中でもアルゴリズミック・コンポジションと呼ばれる作曲法を中心に、メディア社会における音楽の意義について考察します。加えて、芸術の根幹にある詩学をもとに、芸術諸分野の動向に接続し、作品制作に資するコンセプトの設計論を検討します。異なる分野の教員が合同で授業を行い、ディスカッションを行います。
講義、ディスカッション。講義に関連した課題が出ます。
第1回 メディアアートの現在(1)
第2回 最初期の映画・映像と音響
第3回 実験映画・アニメーション・ビデオアート
第4回 画面の拡張とライブ表現
第5回 写真表現/現代映像
第6回 テクノロジーと声 I:音波とアルゴリズム、コンピュータ音楽のふたつの領域
第7回 テクノロジーと声 II:フォルマント兄弟の活動:メディア論
第8回 またりさまをやってみる!
第9回 逆シミュレーション音楽とは何か
第10回 設計図としての詩
第11回 インターメディアの詩学
第12回 詩と音楽のあいだ
第13回 映像メディアと詩
第14回 メディアアートの現在(2)
第15回 メディアアートの現在(3)
必要に応じて随時配布、指定します。