岐阜イノベーション工房2021は参加申込受付中です
情報科学芸術大学院大学[IAMAS]は、岐阜イノベーション工房2021の参加者を募集します。
新しいプロダクト(製品・サービス)の市場への導入や、生産・流通・組織などにおける新しいプロセスの実現は、企業のような組織が継続していく上で重要です。これらの総称がイノベーションであり、多くの企業が、イノベーションに帰着することを目的とした活動に取り組んでいます。
イノベーションの方向には、大きく分けて深化と探索の2つがあります。深化とは、自社にとっての成熟事業において、成功しそうなものを見極め、深掘りし、磨き込んでいく活動です。探索とは、自身や自社の認知の範囲を超え、新興事業などを通じて遠くに認知を広げていこうという行為です。企業が継続していくためには、この両方に取り組むことが必要です。
しかしながら、多くの企業は短期的に成果が見込める深化に最適化する傾向があり、中長期的に必要となる探索を上手に行うことができません。もし、深化に偏重した状態が続けば、やがてイノベーションは枯渇し、企業の継続は難しくなるでしょう。
岐阜イノベーション工房に参加し、探索に取り組むための方法論を学ぶことは、「コロナ禍」に代表される大きな変化が次々と起きる、複雑で不安定な世界で生き延びていく力を得ることにつながるかもしれません。
オンライン説明会について
以下の日程で岐阜イノベーション工房2021についてオンラインで説明会を行います。
ご興味をお持ちの方はお気軽にご参加ください。
実施日:2021年6月9日(水)、16日(水)、23日(水)
実施時間:13:00–13:30
申し込み:https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_K3KpXscFTYGBF7tPYMCthQ
(Zoomビデオウェビナーで開催します)
岐阜イノベーション工房とは
岐阜イノベーション工房は、アート、デザイン、工学、社会科学など、多様な分野の教員と学生が切磋琢磨するIAMASという環境で醸成された手法の中で、イノベーション創出に有効だと考えられるものを短期集中で学ぶプログラムです。
昨年度までの取り組みについてまとめた小冊子を配布しております。
https://note.com/_kotobuki_/n/n355b205b8e91
参加者レポート
2020年度の参加者に、ワークショップ参加への感想などをインタビュー形式でご紹介しています。
第1回:羽島企画「現場からはじめる、地に足の着いたDX(デジタルトランスフォーメーション)」
第2回:株式会社林本店「“100年先のスタンダード”を考え 酒造りの新たな可能性を探索」
第3回:太平洋工業「新たな手法・ツール活用を通して 社内へ波及していくイノベーション活動」