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イベント

IAMAS ARTIST FILE #10 繭/COCOON 技術から思考するエコロジー

2025年1月10日から3月9日まで岐阜県美術館でIAMAS ARTIST FILE #10 繭/COCOON 技術から思考するエコロジーを開催します。ジャン=ルイ・ボワシエ、クワクボリョウタ、西脇直毅、florian gadenne + miki okubo、石橋友也が出展します。

展覧会のみどころ

1. 新たな視点―芸術は、繭である

人類が環境に残す痕が看過できない状況にある今、本展では、5人の作家の豊かな芸術表現を通し、人間の道具/身体の器官投影と見做されてきた「近代技術」を再考します。本展タイトルは、哲学者 E.コッチャの著作にヒントを得ています。テクノロジーについての近代的な考えを覆し、「繭」を、あらゆる生が自らを変容させ、構築する契機・わざと捉えるコッチャの思想を発展させ、芸術が技術と再び結びついたとき、芸術は繭となり、生命や個を孵化させると捉えます。

2. 作家と作品

フランスのメディアアーティスト、ジャン=ルイ・ボワシエは、ライフワークであるそば猪口の収集をもとに、日本の伝統であるそば猪口に関する実験的なアプローチを行います。クワクボリョウタは、代表作「LOST」シリーズを、岐阜県美術館で初展示。⻄脇直毅、florian gadenne + miki okubo、石橋友也も各々のシグネチャー・ワークを発展させ、新作を発表します。

3. 連携事業 IAMAS ARTIST FILE ならではのテーマ

先端的なアーティストを輩出する情報科学芸術大学院大学[IAMAS]と県美術館の連携事業で、教員や院生・卒業生らの作品を紹介してきた IAMAS ARTIST FILE。本展は記念すべき10回目であり、科学的知性と芸術的感性の融合を提示します。