RCIC
Research Center for Industrial Culture 情報科学芸術大学院大学 産業文化研究センター

ACTIVITIES 事例

2024年度 活動事例

2024年度は、「清流の国ぎふ」文化祭2024の実施に伴い、県内各所で様々な文化イベントが行われました。その一環として、IAMASにおいても「DX時代のメディア表現──新しい日常から芸術を思考する」展、「Ogaki Mini Maker Faire 2024」が開催されました。
また、「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」でのクワクボリョウタ教授の作品展示や、運動体設計プロジェクトによる「スイトピア×イアマス連携展示 うごキズム ~うごく・うごかす・うごきをみる~」など、県内での展示も行われました。
「地域連携・産学官連携活動」としては、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館との共同研究に重点をおいて活動しました。共同研究も3年目を迎え「学習資源を活用した学習環境デザインに関する研究」、「博物館での教育普及活動におけるAR教材コンテンツ活用に関する研究」、「博物館におけるXR技術の適用に関する研究」の3つのテーマでそれぞれ研究成果をあげています。この成果を基盤として、博物館による学習コンテンツ開発や、XR技術を活用した展示計画への展開などが期待されています。この他、大垣市と共同で行っている「イアマスこどもだいがく」についても引き続き実施しており、参加者にも好評を得ることができました。
産学連携は、県外企業との共同研究によって定常的に行われており、新たな共同研究に向けた協議も行われています。その一方で、県内企業との連携は進んでいない点が課題として残っています。来年度以降は県内企業との連携についても重点的に取り組んで行く予定です。
「広報・情報アーカイブ活動」について、Webサイトのコンテンツ拡充と更新頻度の向上に取り組みました。また、展示広報では「清流の国ぎふ」DX推進フォーラムでの展示を行うことができました。音声ガイドアプリの実験を進めてきており、今後は、このアプリを使った展示広報についても取り組んでいく予定です。

スイトピア×イアマス連携展示『うごキズム ~うごく・うごかす・うごきをみる~』

複合施設である大垣市スイトピアセンターのメディアアート事業において、これまでIAMASは教員・学生・卒業生に様々なかたちで関わりを持ってきた。今回の展覧会では、IAMAS の教員・学生による運動体設計プロジェクトメンバーが参画し、「うごき」をテーマにした新作を...

メディア表現を活用した体験型学習のデザインー「イアマスこどもだいがく2024」

IAMASでは、芸術や科学といった領域を越えた新しい「もの」や「こと」を創造する研究、教育を行っている。この理念を小学生向けに展開し、いわゆる図画工作や科学実験といった枠組みを超えた思想や発想の育成を目指して、2017年から大垣市と連携してユニークなワークショ...

学習資源を活用した学習環境デザインに関する研究ー子ども向け講座「ジュニア宇宙博士認定講座」のトータルデザイン

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(愛称:空宙博 そらはく)では、2022年から子ども向け講座「ジュニア宇宙博士認定講座」のデザインをIAMASの施設「イノベーション工房」およびIAMAS卒業生のデザイナーと連携して展開している。
今年度は、学習テー...