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制作演習科目

制作基礎

プロジェクト実習や個人制作を行うにあたり、表現の基礎となる実践的なスキルの修得と同時に、表現の応用となる先進的な加工装置等についての実習を目的としたオムニバス形式の科目です。現代社会における問題の発見や解決方法の実習を通じて、専門性に自足することのない複眼的な視野、および実践的関心を基盤とする理論形成能力の育成を目指します。研究能力の修得とその基礎となる知の内実化を培い、基礎理論と調査分析法・論文作成のためのデータ収集・分析、レポート執筆に至るまで、具体的な研究方法の習得を目指します。研究の段階を丹念に辿り、それをミニリサーチとしてまとめることで、目の前の事象を多角的に捉え、その成果を学術的な論文に仕上げていくため、どの分野の研究者にも必須の能力、実践へ向けた理論の再構成を思考するアカデミック・トレーニング等を行います。

講義形態

講義、プレゼンテーション、ワークショップ

講義計画・項目

情報工学:プログラミングの導入などの情報処理を主とする工学的な実現方法を学びます。

ワークショップデザイン:ワークショップについて理論や体系などを学び、実践する方法を獲得します。実際のワークショップデザインが最終課題となります。

論文調査:研究論文を書く前段階で必要な論文の調査方法、効率的な論文の読み方を学びます。最後にレポート提出をしてもらいます。

文面構成:論文の役割やルールなど、論文を執筆する際に知っておくべき事柄を学びます。課題レポートあり。

行動分析:観察やインタビューにより人々の行動を分析し、洞察へとつなげる定性的な手法を学びます。ニーズや課題の発見、コンセプトが実際に価値を生むかどうかの確認などに活用できる技術です。授業時間外の作業と課題レポートの提出が求められます。

統計分析:数値解析などの統計処理の考え方について触れ、実際に検定などの分析手法を学習します。最後に問題を解いてもらいます。

機材講習:基本的な映像・音響機材を紹介し、使用上の注意点を説明します。

サウンドスタジオ:サウンドスタジオの使い方や録音、ミキシングなどを学びます。

デザインスタジオ:デザインスタジオの大判プリンタ、カッティング・プロッタ、裁断機などの使い方を学びます。

ビジュアルスタジオ:ビジュアルスタジオの使い方、基礎的なライティング技法などを学びます。

木工室:丸鋸、ボール盤、昇降盤などの使い方を学びます。

金工室:金属への穴あけ、タッピング、切断、ヤスリ掛けなどを学びます。

レーザー加工機(イノベーション工房):レーザーにより素材を切断、彫刻する装置の使い方を学びます。

3D造形A(R-Cafe、イノベーション工房):3Dプリンタを使うために、CADの操作を学び、3Dデータの作成方法を習得します。アプリケーションはRhinocerosを使います。課題は造形データの作成です。

3D造形B(R-Cafe、イノベーション工房):立体物が作成できる積層式3Dプリンタの使い方を学びます。3D造形Aを履修し課題のデータを作成するか、または何らかのアプリケーションで課題のデータの作成できることが前提となります。

 

※なお、サウンドスタジオ、デザインスタジオ、ビジュアルスタジオ、木工室、金工室、レーザー加工機、3D造形機を使用するには、各演習を受けてライセンスを取得する必要があります。

教科書・参考書等

テキストは適時配布します。また必要に応じて授業で紹介します。

専門科目 メディア表現特論F(設計×科学・社会)
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制作演習科目 メディアデザイン演習