制作基礎
プロジェクト実習や個人制作を行うにあたり、表現の基礎となる実践的なスキルの修得と同時に、表現の応用となる先進的な加工装置等についての演習オムニバス形式の科目です。現代社会における問題の発見や解決方法の演習を通じて、専門性に自足することのない複眼的な視野、および実践的関心を基盤とする理論形成能力の育成を目指します。
講義、演習
情報工学
プログラミングの導入などの情報処理を主とする工学的な実現方法を学びます。
ワークショップ・デザイン
ワークショップについて理論や体系などを学び、実践する方法を獲得します。実際のワークショップのデザインが最終課題となります。
行動分析
観察やインタビューにより人々の行動を分析し、洞察へとつなげる定性的な手法を学びます。ニーズや課題の発見、コンセプトが実際に価値を生むかどうかの確認などに活用できる技術です。授業時間外の作業と課題レポートの提出が求められます。
統計分析
数値解析などの統計処理の考え方について触れ、実際に検定などの分析手法を学習します。最後に問題を解いて習得を確認します。
動画記録
映像記録を制作するための撮影に関する基礎知識を学びます。
機材講習
基本的な映像・音響機材を紹介し、使用上の注意点を説明します。
サウンド・スタジオ
サウンド・スタジオの使い方や録音、ミキシングなどを学びます。
デザイン・スタジオ
デザイン・スタジオの大判プリンタ、カッティング・プロッター、裁断機などの使い方を学びます。
ビジュアル・スタジオ
ビジュアル・スタジオの使い方、基礎的なライティング技法などを学びます。
木工室
丸鋸、ボール盤、昇降盤などの使い方を学びます。
金工室
金属への穴あけ、タッピング、切断、ヤスリ掛けなどを学びます。
レーザー加工機(イノベーション工房)
レーザーにより素材を切断、彫刻する装置の使い方を学びます。
3Dモデリング(R-Cafe)
3Dプリンタを使うために、CADの操作を学び、3Dデータの作成方法を習得します。アプリケーションはFusion360を中心に使用します。Rhinocerosも利用できます。課題は造形データの作成です。
3Dプリンタ(R-Cafe、イノベーション工房)
立体物が作成できる積層式3Dプリンタの使い方を学びます。3Dモデリングを履修し課題のデータを作成するか、または何らかのアプリケーションで課題データの作成ができることが前提となります。
※なお、サウンドスタジオ、デザインスタジオ、ビジュアルスタジオ、木工室、金工室、レーザー加工機、3Dプリンタを使用するには、各演習を受けてライセンスを取得する必要があります。
テキストは適時配布します。