IAMAS

メディア表現基礎2(制作・展示)

この授業では、グループワークを通してメディアと表現がどのように結びついているのかを学びます。

今日、対面での密なコミュニケーションが制限される状況下にあって、それを代替する手段を使う場面が多く見られます。リモートワーク、オンライン会議、置き配、静かな食事など。そうした「新習慣」は疫学的観点と社会活動の持続のバランスを取る形で実行されてきました。その中で私たちは時に不満やストレスを感じる一方、思わぬメリットを見出しています。例えば、リモートワークが許されれば、コミュニケーションに多少の慣れは必要であるものの、通勤の労苦から解放され時間を有効に活用できますし、異なる案件のミーティングに次々と参加することも可能です。しかし、この授業ではそれぞれの手段によって達成されるこのような社会活動の最適化についてではなく、むしろそれらの働きの不足や余剰に積極的に関与し、表現の可能性を求めます。具体的には、グループで特定の手段を取り上げ、使う・弄る・遊ぶプロセスを経てそれが持つメディアとしての可能性を開拓します。また、最後にその態度を他の参加者に示し伝達します。

講義形態

講義・演習

講義計画・項目

1日目
導入(授業の全体説明)
講義(メディア技術と表現の萌芽)
ディスカッション(各自がおかれているメディアの状況を考察)

2日目
グループワーク(メディアを選択し使ってみる)

3日目
グループワーク(不足や余剰から生まれるルールや遊び)

4日目
各グループの活動を発表
ディスカッション
講義(メディアと表現、作品)

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